TKY午後=円買い再燃、ドル円一時91.80円台に反落
-------------------------------------------
東京後場の為替相場は、リスク回避の動きが再び強まった。東京午前はポジション調整を伴いながら大きく進んだ円買いの巻き戻しが優勢だったが、後場に入っても日経平均株価が軟調だったことや米長期債利回りが下げに転じたことが重しとなり、ドル円・クロス円を圧迫した。伊内務省の発表によると、上院議席を中道右派が116議席、中道左派が113議席、五つ星運動が54議席、中道連合が18議席獲得し、どの政党も上院議席過半数にあたる158議席を獲得できなかった。「五つ星運動」が大躍進したことで今後の連立交渉が難航するだけでなく、再選挙になる可能性も残しており、引き続きリスクオフの動きを強める材料になりそうだ。
リスク回避の動きが再燃し、ドル円・クロス円は反落。ドル円は92円を割り込み91.80円台まで下押した後も、92円付近で上値が重い展開が続いた。クロス円は、ユーロ円が119.81円まで軟化した後も120円前半での推移となったほか、ポンド円が139円後半、豪ドル円が94円後半、NZドル円が76円後半まで反落し、東京午前の戻りは抑えられている。
ドルストレートは強弱まちまち。伊政局不安が続くなか、ユーロドルは軟調で、昨日の安値も塗り替えて1.3039ドルまで下げ幅を拡大し、1月10日の安値に並んだ。ポンドドルは、ユーロポンドでユーロ売り・ポンド買いが続いたことが支えとなり、1.5220ドルまでレンジ上限を広げた。豪ドル/ドルは1.02ドル後半、NZドル/ドルは0.83ドル前半の狭いレンジ内で推移した。
-------------------------------------------
東京後場の為替相場は、リスク回避の動きが再び強まった。東京午前はポジション調整を伴いながら大きく進んだ円買いの巻き戻しが優勢だったが、後場に入っても日経平均株価が軟調だったことや米長期債利回りが下げに転じたことが重しとなり、ドル円・クロス円を圧迫した。伊内務省の発表によると、上院議席を中道右派が116議席、中道左派が113議席、五つ星運動が54議席、中道連合が18議席獲得し、どの政党も上院議席過半数にあたる158議席を獲得できなかった。「五つ星運動」が大躍進したことで今後の連立交渉が難航するだけでなく、再選挙になる可能性も残しており、引き続きリスクオフの動きを強める材料になりそうだ。
リスク回避の動きが再燃し、ドル円・クロス円は反落。ドル円は92円を割り込み91.80円台まで下押した後も、92円付近で上値が重い展開が続いた。クロス円は、ユーロ円が119.81円まで軟化した後も120円前半での推移となったほか、ポンド円が139円後半、豪ドル円が94円後半、NZドル円が76円後半まで反落し、東京午前の戻りは抑えられている。
ドルストレートは強弱まちまち。伊政局不安が続くなか、ユーロドルは軟調で、昨日の安値も塗り替えて1.3039ドルまで下げ幅を拡大し、1月10日の安値に並んだ。ポンドドルは、ユーロポンドでユーロ売り・ポンド買いが続いたことが支えとなり、1.5220ドルまでレンジ上限を広げた。豪ドル/ドルは1.02ドル後半、NZドル/ドルは0.83ドル前半の狭いレンジ内で推移した。